拝啓 六月雪まほろ様へ
みなさん推し事、楽しんでいますか?
人生、出会いもあれば別れもある。推し事も当然、人間の営みである限りこれについては付き物です。
それが物語の途上であったり、作者の断筆であったり、ソシャゲならサ終であったり、残念ながら今生の別れであったりと様々な形があると思う。
正直、あんまりそういうのは意識してこなかったというか、まっすぐに向き合ってこなかったんだと思う。
そんな中、2024年の11月28日に、星めぐり学園のVtuberの一人、六月雪まほろ様(以下ちょげちゃん)が引退となりました。
正直、だいたいいつもホロライブの握りょ…天使のへい民を自称しているが、それと同じぐらい、ちょげんちゃんのことを推していたと思う。
なんで断定できないかって言うと、どうやら自分はDDというやつかもしれないということで正直あまり自信がない。
そもそもアイドル文化の文脈分かってないというか、Vtuber四天王あたりからみてたので正直Vtuberがそういう文脈上にいつのってたのか全く気が付かなかったし、
そういう言葉があること自体知らなかったってのもあります。まあこれはアンテナが低かったのかもしれない。
話を戻して、ちょげちゃんを知ったのは忘れもしないというか、動機が不純というか、眼鏡大好きな自分としてはタイムラインでデビュー前のちょげちゃんのビジュアルを見て
ビビッと来たわけですよぜったいかわいい!と。
初配信見て、かわいいなーとおもってたら次の配信でデュクシ(あの手でつつくやつ)の話で何時間ぐらいだろうか?
2~3時間も笑い転げながら話を聞いてたらもう魔法がかかったようで(ちょげちゃんは見習い魔法使いなので)
声も、ビジュアルも、そしてなによりとってもほっこりした癒しの時間をくれる存在だったわけでここ2年は精神安定剤のようなものだったわけです。
正直2年間、楽しくて楽しくてあっという間で配信のある日はウキウキしてたわけですよ。年甲斐もなく。
でも、先月にちょげちゃんが卒業を決意されて、それはもうすごく落ち込んだ。
10月いっぱいはほとんど眠れてないし、仕事もなんか集中できないし、心も落ち着かない。
彼女と出会えなくなるのが本当に怖かった。失いたくなかった。
理由もわからないけど、本人の意思決定が何よりも大事だ。尊重したい。
そして昨日、11月28日の最終配信を迎えてみたら、意外と前を向けてる自分がいる事が分かった。
たぶん、卒業配信という形で残してくれたからだと思うし、卒業配信が彼女の使い魔への思いが十分に伝わってくる内容だったからだと思う。
これならずっと心に残るし、彼女が確かにVtuber業界の荒波にいたということも忘れることがない(Youtubeがぶっこわれたりつぶれさえしなければ)
ファンの使い魔(彼女のファンネーム)たちも振り返ることができるし、懐かしむこともできる。
また、星めぐり学園のメンバー、特に同期の満咲ミリネちゃんと金猫きらりちゃんがすごく同期を大事にしてたし、
ラテオレのメンバーの馬鹿蝶ちゃんや伊織ねめあさんもちょげちゃんのことを大切に思ってくれてて、安心したからだと思う。
ちょげちゃんが活動してた時期は2年1か月と、Vtuberとしては十分に長く活動してきたし、
すごく大変だったともうけど、全力で駆け抜けてくれたと思う。
もう何年も描けてなかったイラストも卒業までに何とか…とおもって頑張って描いた
昔のように思った通りに自由に描けるわけでもなく、クリスタのインターフェイス分からねーーー!みたいになりながらも覚えて描いた。
一つ分かったことは、推し活するにあたって、よく言われる「推せるうちに推せ」は過大表現でもなんでもなく、
推し活の一つの真理だということ。
2年間にわたって1回しか筆をとれてない。
正直わしDDだから…とおもっていろんなVtuberさんへのツイートもめっちゃ控えてた。
でも後悔しないためには、ちゃんとアウトプットしたほうがいい。
後悔しないように、悔いが残らないように。
六月雪魔ほろ様、あなたの使い魔であった2年間、本当に幸せでした。
思い出もいっぱいあるのに、ありがとうしか出てこない。
もし、また出会うことがあればいいなと思いたいので、さよならは言わないでおきます。